まおぶろ!! 2号店

まおぶろ!!の2号店

   メニュータイトルをクリックするとコンテンツが開閉します。

スポンサーサイト  

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
*Edit TB(-) | CO(-) 
▲PageTop


小説 編集中  

透の魔術と魔法使い

~episode1~出会い

朝6時、俺は起床し制服に着替える。
今年から、アスト魔法学院の中等部に転入することになった
名は[城島 透](じょうじま とおる)
転入生の朝は早い、授業で使うモノを一通りカバンに詰め込む。
教科書や筆記用具など、普通の授業で使うようなものだ。
魔法学院といえども杖などはなく、
高度な魔法を使う高等部以上の魔法使いに限って魔具と呼ばれる
魔法を付加した道具を使うらしい。

「お兄ちゃーん、ご飯できたよー」

透「おう、今行く」

今のは俺の妹、名は城島 咲
親の仕事の都合で転校してきた訳だが、
両親そろって研究所にこもって研究している。
そのため家事は妹と俺でやるわけだが、
俺に家事スキルは皆無である。
そのため、生活のほとんどを妹に頼ることになる。

透「今日のご飯はなんだ?」

咲「ハムエッグだよ~♪」

うん、まぁ朝の定番だな。
薄切りのハムの上に半熟の目玉焼きがかぶさったものが俺の前に差し出される。
目玉焼きは、フライパンの蓋をかぶせることでピンク色に輝くのだ。
ハムの色と、ともに輝きを放つその物体を口に運ぶ。

透「うまい、これはまるで、とっとこハム太郎や~(意味不明)」

俺は朝食を平らげたあと、妹よりひと足さきに学院に向かう。
なんでも中等部からは魔法継承の儀式があるらしい、
ちなみに妹が通うことになる小等部は、主に魔法についての予備学習
を行うようだ、俺は転入のため魔法の予備知識はほとんどゼロだ。
ほんと、よく受かったよな…

透「じゃ、行ってくるわ」

咲「いってらっしゃい」

ちなみに家は学院側から生徒に提供されているもので
すべて、学院長の魔法で作られているらしぃ。
魔法の力ってすげー

「キャッ!」

そんなこと考えていると人とぶつかってしまった。
ベタベタでな展開である。

「ごめんなさい、いそいでいたから」

透「いえ、こちらこそぼーっとしてたもんで」

「わっもうこんな時間!あなたも、早くしないともう儀式始まるよ!」

透「えっまだ7時ですよ」

「!?本当だ・・・あっそうだったいつも遅れるから時計1時間早めているんだった」

「教えてくれてありがと、私[二宮 楓](にのみや かえで)」
「その制服だと、あなたも中等部でしょ? 見ない顔だけど…」

透「あっ俺、今日から転入してきた、城島 透っていいます。」

「へぇ~透君か~、私のことは楓ってよんでいいよ。」
「でも、この時期に転入生って珍しいね。」
「魔法の勉強とかしたの?」

透「いや、まったく書類を出しただけで受かったので不思議なくらいだ」

「そうなんだ、それじゃあいろいろ大変だと思うけどなにかわからないことあったら私に聞いてね」

透「ありがとう、これからよろしく」

ずいぶん元気な娘と知り合いになれた。
これは、楽しくなりそうだ。

これから起こる不幸を透は微塵とも感じていないのだった・・・。


~episode2~儀式と意識

そうこう話をしているうちに学院についた。
魔法継承の儀式を行うため、中央ホールへと向かう。

[中央ホール]

アスト学院長「始めまして諸君、私がこの学院の院長をしておる、ゴルス・アストじゃ」

アスト学院長「これから諸君には、この水晶玉に手を添えて魔法を継承してもらう」

アスト学院長「魔法は、水晶玉がおぬしらにあったモノを自動に選んでくれる」

アスト学院長「では、右のお嬢さんからどうぞ」

楓「はい!」

おっ楓が一番最初か、一体どんな魔法になるんだろう。
楓がおそるおそる水晶に手を添える。
すると水晶から顔が浮かんできて喋りだした。

水晶「ほぅ、お主、力を求めるか!」

まるで心をよんでいるような発言をする。

水晶「いいだろう、お主に身体能力強化の魔法をさずけよう。」

水晶が一瞬光ったかとおもうとすぐに光は小さくなっていった。

アスト学院長「それでいい、では次の人」

一瞬変化はないようだが、おそらく継承がすんだのだろう、学院長が次の人を
指名する。

次のやつは、服装もぴしっとしていて、メガネをかけていて
落ち着いた感じでとても優秀そうな顔立ちだ。

水晶「!?透明人間になりたいと申すか」

ちがった、あいつはただの変態だ。

水晶「まぁいいだろう!」

「  いいのかよ!」

一瞬全体がざわつく、とくに女子。

すこしのイレギュラーがあったが魔法継承はすすみ、ついに俺の番となる。
俺は、おそるおそる水晶に触れた。

水晶「う~ん、お主に似合う魔法がみつからぬ、才能はあるようだが、知識がなぁ」

水晶「よしっ名前にちなんで透視能力にしよう、今決めた、もう決めた。」

女子「!!!!!!!!!」

みんなの視線がものすごく痛い。

水晶「よし、継承するぞ」

水晶がそういった途端、光り出すと共に、逃げ出す女生徒たち、
それはそうだろう、透視能力があったら服とかスケスケな訳なんだから、
水晶の光が消えると、俺は席にもどるなり、みんなが遠ざかる。

透「なぁみんな、まだなにも見えないって、覚えたばかりなんだから」
 
近くにいた見知った顔に話をかける。

透「なぁ、楓」

楓「きゃ~ 見ないで~」

透「おぐぅっふ!」

楓に殴られて、数メートルぶっ飛ぶ。
そうだった、あいつ確か身体能力強化魔法を…

楓が魔法を発動できたため、一同にざわめきが起こる。
俺も透視ができる可能性があるからだ。

アスト学院長「みなさん、落ち着いて、彼には魔具を与えて能力を制限しよう」

学院長がそういいながら、手のひらを合わせたかとおもうと、ゴーグルのようなものを
精製した。

どこの錬金術師だよ!

アスト学院長「さぁ、これをお付けなさい君の能力を制御してくれるだろう」

そう言われ、ゴーグルを取り付けられる。
高等部で所持することになる魔具をこんな形でもらうことになるとは…

~episode3~ところがどっこい夢じゃありませ~ん

さて、教室について、教師が来るまで、フリーの時間なわけだが…
クラス中の生徒たちが、俺のことを物珍しそうに囲んでいる。
普通は近づいてこないとおもうが…

男子A「すげぇ~中等部で魔具持ちとか火野先輩以来じゃね。」

男子B「ばかやろぅ!氷室先輩も魔具持ちじゃねぇか。」

男子A「ああっそうだったな影が薄いんで気付かなかったわ」

男子C「なにっ貴様、火野派か!」

透「んんっその先輩達も魔具もっているのか?」

男子D「ああっ透は転入してきたからしらないだろうが、火野先輩と氷室先輩は2人とも中等部2年で魔具を取得したエリートなんだ。」

男子E「その点、お前はすごいよ、中等部1年で魔具持ちとか記録更新だな。」

男子H「俺は断然、氷室派だな。胸でかいし」

男子Hは通称「エロ師匠」あの透明人間の魔法を手に入れたやつだ。
小等部のころから幻術魔法について勉強していったらしい。
生粋の変態である。

男子E「しかし、火野せんぱいの控えめな胸も…」

男子H「くそぅ~透明魔法より透視魔法にしとけばよかったぜ」

そう、こいつらの目当ては俺の魔法らしい。

男子A「ちなみに服とか透けて見えるの?」

透「さぁ今はゴーグルで制御されているからなんとも…」

そんな話をしているとこにひとりの見知った顔が声をかけてきた。

楓「あの~透君さっきはごめんね急にぶったりして…」

透「いや大丈夫だ気にしてないよ」

楓「ありがと、じゃ仲直りだね」

そう言って咲が手を差しのべると同時に興味本位でゴーグルを外す男子H

透「………」

楓「………」

楓「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー」

透「ゲボラッ」

宙を舞う俺。
これから一体どうなるのだろうか…
そうかこれは夢か…夢なんだな…ぐふッ

~episode4~MOBの個性はじわじわくるよ

教室で騒いでいると、やたら体格の良い教師が入ってきた。

マッチョな先生「さぁみんな席つけ~」

俺はエロ師匠の助けをかり、なんとか席に着く

エロ師匠「なぁ どこまでみえた?」

こいつ人のきもしらないで・・・。

マッチョな先生「出席とるぞ~」

マッチョな先生「楓、菊池、斎藤、後藤、遠藤、室伏、大柳、下島、江口…、…、」

先生が生徒の名前を順に読み上げていく。
ちなみに順番はあいうえお順ではなく、成績順らしい…
ってことは俺最下位かよ、まぁしかたないけどさ。
テストとか大丈夫かな俺。

ちなみにエロ師匠の名前は江口 英雄(えぐち ひでお)
英雄なんて大層な名前だこと。

英雄「なぁなぁパンツ何いろだった?」

透「せめて小声でしゃべろよ」

英雄の言葉に反応した楓が顔を真っ赤にして俯く。

マッチョな先生「おしっみんな居るな。今日はもう自由行動だクラスメートと親睦を深めろよ」

そう言うと先生は教室のいらない机と椅子を操作系魔法、(たぶんテレキネシスの類だろう)
を使い、ほかの部屋に運んでいった。

男子B「なんであの先生、あんなに体鍛えてるんだよ…物浮かせられるのに」

まったくもってそうだ、わけわからん。
ただし、一つ言えるのは、俺の魔法っていつ使うんだ?

先生が居なくなったことで、クラスからちらほらと会話が始まる。

勘太郎「おぃ部活動に変なのがあるぞ、魔法サッカー部だとよ」

彼の名は風間 勘太郎(かざま かんたろう)風魔法を継承している。

英雄「俺は断然、魔法水泳部だな、更衣室覗き放題だぜ。」

英雄「透、お前は部活決めたのか?」

透「いや、まだ俺の魔法活かせる部活みつからなくてさ」

透視魔法なんてどこでどう活用すればいいのだ・・・

~episode5~火と氷って温度的に火が勝つよね

そうこう話しているうちに、廊下がざわめき始める。

男子D「お~い透、なんか氷室先輩がよんでるぞ~」

透「えっ俺?」

廊下まで行くと、そこには、青白いストレートの髪で小さな体格には似つかわしくない立派な胸の少女が立っていた。

氷室「…君が透君だね」

透「はぃ、そうですけど俺に何か用ですか?」

氷室「…? 用があるからよんでいる」

不思議そうに首をかしげる

透「それもそうですね、で、ご要件は?」

氷室「私は…氷室雫(ひむろしずく)雫先輩ってよんでいい…よ」

透「えっと氷室先輩、要件は?」

氷室「雫先輩…」

透「えっあぁ 雫先輩、今日はどうされたんですか?」

氷室「君を…生徒会に誘いにきた。」

透「生徒会?」

氷室「うん…君にしかできない仕事がある。」

俺にしかできない仕事…自分の魔法を活かせることができるのか

透「仕事って?」

氷室「それは…ここではいえない」

なにか隠さなければならないぐらい重要な仕事なのだろうか。
そう考えていると、廊下から紅蓮の髪をなびかせながら歩いてくる人がいた。

火野「ちょっと、雫いつまでかかってるの無理やりにでもひっぱって来なさいっていったでしょ。」

氷室「…強制…よくない(`・ω・´)キリッ」

火野「はぁ~あんたバカァはやく手をうたないと大変なことになるのよ、これだから胸にばっか栄養がいってる子は」

氷室「(#゚Д゚)ダマレ!…ぺったんこ」

火野「ふふっ スグそうやって挑発しようとする。もうあなたの悪口なんて聞き飽きたわ」

氷室「…微乳」

火野「なんとでも言いなさい。そんな見え透いた挑発に乗る私じゃなくってよ」

氷室「無乳」

火野「ムキーッ 無乳ってなんですの無乳って、これでも寄せてあげたらBぐらい…」

氷室「ブィ(`・∀・´)V」

氷室先輩がどや顔で俺にVサインを出す

透「いやっ俺にブイサインされても…」

火野「ッ…コホンッ とりあえずいいこと、今日の放課後生徒会室にくること、あなたに頼みたい用事があります」

そう言い残し先輩たちは去っていった。

男子D「スゲェ~先輩直々に生徒会の推薦だってよ。」

すると教室中にざわめきが起こる。

透「生徒会ってそんなにすごいものなのか」

英雄「すごいなんてもんじゃないぞ、生徒会選挙は代表同士の魔法試合で行われるんだ。」

英雄「つまり生徒会役員は事実上、魔法能力の高いもの達だけなんだ」

生徒会選挙は学院内の小中高等部生から代表者をつのり、魔法試合で決めるらしい。
普通は魔法能力の高い高等部生で枠が埋まるらしいんだが、中等部2年で魔具持ちを果たした先輩
たちが乱入したことで、生徒会長は高等部生ではなくなったらしい。

男子D「俺、小等部のとき先輩たちの試合見てたけどすごかったなぁ」

男子A「ああ、あの時はやばかったぜ、熱くなったり寒くなったり、」

男子E「先生たちが作った魔法障壁も壊されて、一時試合中断したもんな」

みんな思い出したかのように生徒会選挙の様子を語る。
そこで、俺はふと気になったことを聞いてみた。

透「いったい誰が、生徒会長になったんだ?」

英雄「ああ、実は火野先輩も氷室先輩も2人でいがみあっていたからな、同士討ちだったよ。」

勘太郎「けっきょく残っていた中等部3年の霧島先輩が生徒会長になったんだよな」

なるほど…あの2人なら有りうるな。

~episode6~個性派ぞろいの生徒会

さて、俺はあとで何をされるかわかったもんじゃないので、生徒会室に行くことにした。
しかし、生徒会室ってどこだ?
誰かに聞こうとおもっていると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

火野「だから、私のプリン食べたのあなたでしょ!」

氷室「知らない…プリン食べても胸は大きくならない…よ」

火野「ムキーッ(`・ω・´)」

あぁ二人の声が聞こえるってことはここが生徒会室か…

透「すいませーん」

生徒会室に入ると、ヒートアップしてる2人の魔法のせいで室温が下がったり上がったり
大変なことになっていた。

透「こんなとこにいたら絶対、病気になる…」

しかし、この環境のなかで平然としている爽やかな青年と目があった。

生徒会長「やぁ、君が透くんだね。こっちへおいで、ここは安全だから。」

生徒会長らしき人の傍へ行くと手を差し出してきた。

生徒会長「さぁ、手をだして。」

その差し出された手に触れると、部屋の温度が普通にもどった。
しかし、棚の上にある水槽は凍ってるし、室温自体はさっきと同じなんだろう。

透「これって、ずっと手を繋いでないとダメなんですかね?」

生徒会長「当たり前じゃないか!そんな遠隔で魔法使えたら僕だって苦労は…」

そう言いかけたとき、火野先輩の近くの紙が燃え出した。

生徒会長「危ない!」

生徒会長が手をかざすと火がみるみるうちに小さくなり、消滅した。

透「遠隔で出来るじゃないですか!」

生徒会長「っち、バレたか。」

透「エェェェェェェェェェ」

生徒会長「まぁまぁ落ち着きたまえ透くん」

生徒会長「そこの2人もいつまでも喧嘩していないで、落ち着きたまえ、プリンを食べたのは僕だ。」

火野・氷室「お前か!」

2人の綺麗にシンクロしたダブルストレートを思いっきり顔面にくらい、吹っ飛んでいく生徒会長。

生徒会長「ひでぶっ」

透「エェェェェェェェェェェェ」


episode7~フリーダムな奴は強い。~

吹き飛ばされた生徒会長は何事もなかったようにゆっくりと椅子に戻り、
両手を組んで顎をのせ口を開いた。

生徒会長「ようこそ透君、私が生徒会長のレイティス・アルフェアだ。レイとよんでくれて構わない」

名前や、顔立ちと綺麗な金髪から察するにハーフのようだ。

レイ会長「君に来てもらったのはほかでもない。君には初号機のパイロットになってもらいたい。」

透「えっ?(゜д゜)」

レイ会長「私がその初号機だ、さぁこの膝にのりたまえ(`・∀・´)」

火野「いい加減にしろっ」

氷室「そして2号機が私・・・」

火野「お前もか!」

氷室「火野とレイのコックピットじゃ背もたれが洗濯板だから痛いよ。」

火野「(`・ω・´)ムッキー!」

再び、喧嘩をはじめた2人を無視して会長は話を続けた。

レイ会長「冗談はこれぐらいにして、君にはある仕事をしてもらいたい。」

透「仕事ですか・・・?」

レイ会長「この学院には魔法試験があるのは知っているね。」

透「はい、たしか魔法試験の結果次第では、魔具をもらえるとか」

レイ会長「そう、魔具持ちは強いと勘違いしている新入生が多いが、強いから魔具を持たされるんだ。」

レイ会長「魔具は、強くなりすぎた魔力を制御するために与えられるもので決して魔具で強くなることはない」

レイ会長「しかし、最近になって魔法ドラッグというものが学園内で広まっている。」

透「魔法ドラッグ?」

レイ会長「そう、簡単にいうと魔法能力を一時的に底上げする薬だ、やっかいなのは、副作用で魔法能力が下がってしまうことだ。」

透「なら、能力が下がる危険を冒してまで、試験でいい成績をだして、魔具をもらう価値はないんじゃ。」

レイ会長「狙いは、魔具じゃない。魔法継承だ。」

透「えっ!魔法ってさらに継承できるんですか?たしか教科書には1人1つまでって書いてありましたけど。」

レイ会長「ああ、たしかに魔法は1つまでだ、しかし、試験結果次第では魔法をさらに継承できる。」

レイ会長「ここでの継承は、今持っているベースの魔法を強化するか、付加魔法を付けるかに限られる。」

透「付加魔法?」

レイ会長「簡単に説明するとベースに身体強化魔法を取得していたら、サブで火の魔法を付加することで、火の拳を作り出すことができる。」

レイ会長「ベース魔法の強化は、そこにいる火野や、氷室のように、属性と威力を強化した感じだ。」

レイ会長「属性強化によって火→炎→火炎といったレベルアップすることができるんだ。」

透「つまり、魔力が弱くなってでも、高位の魔法を覚えたいってことですか。」

レイ会長「おそらく、そうだろう。しかし、自分の魔力を超える魔法を扱うのはとても危険だ。」

レイ会長「そこで、君には、その透視能力を活かして魔法ドラッグの取締をしてもらいたい。」

透「なるほど・・・俺にできることがあるなら協力しましょう。」

episode8~回想は負けフラグ~

レイ会長「よし、では二手に別れて検問を行う。」

レイ会長「透君は、氷室と学園正面を担当してくれ、僕は、火野と裏へ回る。」

レイ会長「僕は、透君と一緒がよかったんだが、あの2人を一緒にすると喧嘩するから仕方なくなんだからね!」

レイ会長「勘違いしないでよね!」

火野「はいはい、茶番はいいからさっさといくわよ。」

レイ会長の耳を引張りズルズルと引きずっていく火野先輩。

透「(( `・ω・) ウーム…結構お似合いなんじゃないかあの2人)」

[学園正面玄関]

氷室「透くんは、透視能力で怪しいものを持ってないか調べて・・・」

透「えっ、いいんですかこれはずしたら全部みえちゃいますよ。」

氷室「ん・・・大丈夫。学園の制服は上位クラスの先生が保護してあるから。」

氷室「先生より、強い魔力がない限り見えない・・・よ」

透「なるほど・・・学院長も最初に説明してくれれば、女子に敵視されずにすんだのに。」

俺は、そう口にしながらゴーグルを外す。

っく、一度にいろんな情報が入ってきて頭が壊れそうだ・・・

氷室「だいじょうぶ・・・?」

透「はい、なんとか。あっ・・・あのピアスつけてる人のカバンに注射器が」

氷室「わかった。」

そう言って氷室先輩は手帳に男の特徴をメモする。

透「事情聴取しないんですか?」

氷室「この大広場で、声かけたら、他の人に気づかれて逃げられる・・・あとでまとめてしょっぴく・・・よ」

なるほど・・・この先輩天然そうに見えてけっこう冷静に物事を考えている。

透「その点に置いて俺の能力は有効だったわけだ。」

透「先輩も会長決定戦で冷静だったら火野先輩と相打ちにならなかったんじゃないですか?」

その言葉を耳にした先輩の顔つきが急に曇りだす。

氷室「相打ちじゃない・・・。」

透「え・・・」

氷室「2人ともレイにやられた・・・」

自分の聞いていた情報とどうも違うようだ。

透「でも、クラスのみんなは相打ちだったって・・・」

氷室「あの試合の時。火野と決着つけるため、邪魔者を潰そうと2人ともレイをねらって魔法をはなったの」

氷室「レイ近くで2人の魔法が消滅・・・したと思ったらまた出現して炎が私に、氷が火野に向かって飛んできた」

透「それって2人の魔法を受け流したってことですか?」

氷室「それはちがう・・・火野の魔法だったら私の全魔力を使えばどんな攻撃でも防げる・・・」

氷室「それは、たぶん火野も同じ・・・私の魔法は防げたはず・・・」

氷室「あの時の魔法は明らかに威力が違ってた。」

透「じゃぁその魔法は会長の・・・ってことは会長の魔法は炎と氷を操る魔法なんですかね?」

氷室「それも違うと思う・・・、付加魔法じゃ特化型魔法に威力で勝つことはできない・・・」

氷室「火は木を燃やせても、森全体をもやせない・・・たとえ風が付加されていたとしても、火じゃ弱すぎる」

透「なるほど・・・わかりやすいたとえだ。だったらレイ会長は特化型魔法・・・」

氷室「うん・・・それしかありえない、2属性の特化型なんて聞いたことないけど」

この日、検問を終えて後で例の男に事情聴取したけど、糖尿病用の注射器だったようだ。
レイ会長の魔法が気になった俺は、本人に聞いてみたけど、たしかに1つの魔法の特化型だということは教えてくれたが、
どんな魔法なのかは、教えてくれなかった。

~episode9~ 魔法は万能ではないってどっかのエロゲの人は言っていた。

生徒会に、入ることになった俺だが、
入学初日に活動してもうヘトヘトだ。
特に収穫はなかったので、会議も長引くことはなく、帰路についた。

[透家]

透「ただいまー」

咲「おかえりー遅かったねぇ。」

玄関で妹と目が合うなり、沈黙が訪れる。

咲「・・・・・・」

透「・・・・・・」

咲「なに、そのゴーグル」

透「実は、かくかくしかじかで・・・」

咲「ふーん(´-ω-`)そんなことがあったんだ・・・」

透「ああ・・・」

咲「なんかダサイよそれ・・・」

透「やっぱり?」

それはそうだろう、なんせ外見が水泳ゴーグルなのだから・・・
やはり、学園長の歳ではゴーグルと行ったらこれなのだろうか・・・。

透「まぁ、とりあえず飯にしよう、飯は何かな。」

咲「今日の夕飯はスパゲティさんだよ。」

透「おおっゲティさんか!」

俺は貪り食うようにゲティさんを口に詰め込む。
チュルチュルッ!

咲「こらっスパゲティは吸わない!」

透「日本人には関係ないねそんなもん、腹に入ればいいんだよ。」

咲「もう、お兄ちゃんったら・・・」

飯も食べ終え、皿を洗う。
皿洗いは俺の仕事だ。家事のほとんどは妹に押し付けているからこれぐらいはやるといったのだ。

透「くそっ このシミが気になる、うりゃぁぁぁあっぁあぁあ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、風呂はいって寝るか。
ふぅ、今日はいろいろあったなぁ、(=-ω-)zzZZ乙乙


[翌日]

朝、気持ちのいい朝日を部屋に入れるために窓のカーテンを開く。
シャァァアアッ

透「ギャァァァァア」

透「目が、目がぁぁぁぁ。」

目が焼けるように痛い。太陽光のせいだろうか・・・

咲「どうしたのお兄ちゃん!」

叫び声を聞きつけ妹が様子を見に来たようだ。

透「大変だ咲、お兄ちゃんはどうやらヴァンパイアになったようだ。」

咲「お兄ちゃん!ゴーグルつけてゴーグル。」

咲からゴーグルを受け取り装着する。
どうやら、俺の魔法は常時発動しているらしく。そのせいで視力が尋常じゃないぐらいらしい。
ゴーグルをつけていないと日の光も浴びれないとは……。
顔を洗いながらふと思う。ずっとゴーグルなんて嫌だ。早く魔法を制御できるようにならないと。
自分に気合を入れたら腹がすいてきた。

透「さて、朝飯はなにかなー。」

咲「今日は、納豆ちゃんだーねばー」

透「うわーネバネバだぁー」

俺は、納豆のたれをかけて軽く混ぜて食べるのが好きだ。たれの味が際立つからな。
しかし、1000回以上納豆を混ぜるとネバネバが簡単に切れるようになってすごいことになると聞いたことがあるが、
朝にそんなことをやっている時間はない。

さて、そろそろ出るか。

透「生徒会の方に顔出してくるから、先に行っとくぞー」

咲「いってらっしゃい。」

ジリジリと照りつける太陽。熱を反射するアスファルト。

今日は暑いなぁ・・・。

ジメジメとした暑さにイライラしていると、涼しげな風と共に真横を抜き去る奴がいた

勘太郎「ひゃあっぁぁぁっほぅううううううう」

ビューーーーーーーン!!
風使いの魔法の勘太郎がスケボーでものすごい勢いで進んでいく。

透「いいなぁ風魔法。」

楓「(あ…透君だ、声かけようかな。)」

パッパー!!

グラサンの男「乗ってくかい少年!」

俺の前に、黒塗りのリムジンが止まる。
中からは氷室先輩が手を振っている。

氷室「……キンッキンに冷えてるぜボーイ。」

透「じゃぁお言葉に甘えて。」

楓「(ああ、透君行っちゃった。)」

[車内]

透「いやー快適快適」

車内は、快適な温度に保たれていた。

透「氷室先輩って、お嬢様だったんですね。」

氷室「……別にお嬢様じゃない…よ」

透「えっでも執事の方もいるし。」

はじめに声をかけてくれたグラサンの男の人を見る

氷室「ピエールは執事じゃないよ、私の…父上」

透「ええええっ ピエールさんはお父さんなんですか?」

グラサンの男「ああっ私は、雫の父だが、ピエールではない。これは、雫が付けたあだ名だ。」

グラサンの男「私の名は、氷室ヒエルだ少年」

透「ヒエルさんですか、はじめまして俺は透、城島透って言います。」

ヒエル「話は雫から聞いているぞ少年、なるほど澄んだ瞳をしている。」

ヒエル「(さすがは、やつの息子といったところか、ものすごい魔力量だ)」

ヒエル「おっと、もう学園についてしまったようだな……。」

透「ありがとうございました。」

ヒエル「がんばれ、少年またな。」

氷室「どうやら、父に気に入られたみたい…だな」

俺は、氷室先輩と別れ教室へ向かう。
途中アスト学院長とばったりであった。

透「おはようございます。」

アスト学院長「ほほぅ君か、学園生活はどうじゃエンジョイしとるかの?」

透「うーんぼちぼちといった所ですね。」

アスト学院長「ふむ、何かあったら、なんでも相談するがいい」

透「あっ・・・ひとつお願い上があります。」

透「このゴーグルのデザイン変えてくれませんかね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[教室]

英雄「おっす透。あれ、なんでお前メガネなんだ。」

透「さっき、学園長にゴーグルのデザイン変えてもらった。」

英雄「へー似合うじゃん。」

英雄と会話をしていると、マッチョ先生が入ってきた。

マッチョ先生「おーい、席付けー」

マッチョ先生「さて、みんな部活めぐりとかは済んだか。」

マッチョ先生「この学園では、先輩と知り合っといて損はないからな」

マッチョ先生「今日は、まずこのクラスの委員長を決めるぞ」

マッチョ先生「誰かやりたいやつはいるかー」

たいていの場合、委員長などのめんどくさい仕事は誰もやりたがらない。
なので、時間だけが過ぎていき、最終的にじゃんけんになるのだが・・・

「はいっ!!」

そこで、小さな手を勢いよく突き出し、ジャンプしてアピールする少女が・・・

マッチョ先生「おおっ、風花やってくれるか。」

彼女の名は、風花りん特徴を一言で言えば小さい。何から何まで小さい
まるで小等部の生徒が紛れ込んだのかと思った。髪は腰あたりまである金髪なので、
まるで人形みたいだ。

マッチョ先生「じゃぁ、委員長が決まったので授業をはじめるぞ。」

マッチョ先生「今日の授業は、いきなり実習訓練だ、みんなグラウンド集合な、じゃ解散」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大きな研究所に、黒塗りのリムジンが止まる。

ヒエル「ジキル、俺だ開けてくれ。」

大きな扉が開いていく。
ヒエルが進んだ先には大きな機械が置かれていた。
そのなかからひょこっとひとりの男性が顔を出す。

ジキル「おっ君がこんなとこに来るなんて珍しいじゃないか。」

ヒエル「お客がくるんだから茶ぐらい出したらどうだ。それとも、私が来ることがわからなかったのか、千里眼のジキルも落ちぶれたものだな。」

ジキル「すまんな、だいぶ前に予知してたものだからすっかり忘れてしまったよ。」

ジキル「確か息子にあったんだろ?どうだった。」

ヒエル「ふっ千里眼は健在のようだ・・・お前の息子のことだが、さすがにお前の子だな」

ヒエル「体内魔力量はすごかったぞ、いずれお前を超えるかもな。」

ジキル「超えてもらわねば困る、きたるべきる戦の日にな」

ヒエル「そのデカ物はもう完成しているのか・・・」

ジキル「ああ、あとは魔力を貯めるだけだ・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[同刻 グラウンド]

マッチョ先生「今日は、自分の魔法がどのような種類のものかをしっておいてもらう。」

マッチョ先生「魔法にはいくつかの種類があってだな、まずは肉体強化魔法、身体能力を向上させる魔法だ。」

マッチョ先生「次は属性魔法、火、水、風、土、などの自然現象を操る魔法だな。珍しいタイプだと光や雷などがあるな。」

マッチョ先生「ほかには、操作系魔法、私が使っている魔法のように、物体を操作したりする魔法だ。」

マッチョ先生「これらの魔法に該当しないものは、オリジナル魔法として分類される。」

マッチョ先生「今回は、実習を行って自分の魔法の欠点を探してもらいたいんだが・・・」

マッチョ先生「では、適当にペアを組んで決闘をはじめてくれ。」

一同「決闘!!」

マッチョ先生「対戦形式のほうが相手の弱点をわかりやすいだろう?」

マッチョ先生「なるべく同じタイプの組むようにな」

界斗「うぉーい 透いっしょにやろうぜ」

というわけで、俺の対戦相手は必然的にクラスで唯一の魔眼を持っているコイツになるんだが・・・
やつの名は、藤堂 界斗(とうどう かいと)魔眼「邪気眼」の魔法を使うやつだ。
つまり中二病を発病している厄介なやつだ。

界斗「ちょっと待ってくれよ。この魔法発動するのに封印をとかないといけないんだ。」

透「なんて厄介な魔法だ・・・」

界斗「お前も封印してるんだろその目」

透「お前と一緒にするなよ。」

さて、こいつが封印を解くまで、ほかのやつの戦闘でも見てみるか。

勘太郎「かまいたち!」

勘太郎が手を振りかざすと、その部分の風圧が高くなり、鋭い風が相手の方に向かっていく。
相手は、委員長の「風花りん」だ。

透「おいおい、危なくないかあれ。」

風花「和みの風」

風花から、解き放たれた弱わそうな風は、勘太郎のかまいたちを巻き込み、跳ね返した。

勘太郎「うぉおっ 拡散する風」

勘太郎は、口から大きな風を吐き出し、かまいたちをかき消した。

勘太郎「なんで、かえってくるんだよ!」

風花「私の魔法は気圧を操作しているから風の向きを変えることぐらいかんたんなの」

勘太郎「なんだそれ、俺の魔法きかねーじゃん」

マッチョ「苦手な相手と戦う時は、魔法を工夫して戦うんだ」

勘太郎「魔法の工夫…。」

どうやら、委員長のほうが優勢みたいだな。

勘太郎「これならどうだ!」

勘太郎「我が身に宿りし風の力よ、我が魔力を糧として我が身を守れ。風の鎧!」

呪文を唱えると勘太郎の体を包むように風が巻き起こった。

マッチョ「ふむ、考えたな風を我が身に纏うか、属性魔法を直接使わず間接的に使う戦闘術だな。」

マッチョ「本来は、肉体強化系の魔法を継承しているひとが属性魔法を付加した場合に使う戦闘術だが」

マッチョ「自分の苦手とする属性と戦うには、いくら魔法使いといえど肉弾戦を強いられなければならない」

マッチョ「肉体強化魔法を使えない代わりに自分の属性を付加して、攻撃力を高めているわけだ」

風花「そんな魔法、私の魔法で風を相殺してしまえば・・・」

風化「っぅ この風、断続的に出て続けている。いくら消してもキリがないわ」

マッチョ「そうだ、それが強みでもあり、弱点でもある。魔力をずっと消費しているわけだからな」

マッチョ「今の勘太郎の魔力量だと、持って3分ってとこかな」

勘太郎「えっそんなに短いのこれ。早く勝負を決めないとな。 行くぜ!」

勘太郎が動き出すと同時にグラウンド一面の土が舞い上がり砂埃があたり一面に広がった。

透「んっ 何だあれは。」

砂埃が人型に形成されていく。

透「これも勘太郎の魔法なのか!」

マッチョ「いや、あれは透明になってる、英雄だ」

楓「見つけたァ!」

掛け声と同時に、楓が砂埃でできた人型のものに思いっきりサバットを繰り出した。

英雄「ぐひゃぁぁあ!」

どうやら対戦中だったみたいだ。女子の力といえど相手は、肉体強化魔法の楓だ。ただでは済むまい。

マッチョ「ああ・・・そいつは俺が保健室に運んでおくから。何かあったら呼んでくれ」

英雄は、マッチョ先生に担いで保健室に連れて行かれた。

Episode11~VS邪気眼~

界人「透~封印とけたぜ。」

界人がなにやらポージングしながら迫ってくる。

透「ちょっとまて、俺の魔法って透視だろ?戦闘向きじゃないぞ」

界人「へっそれって要は、白眼でしょ。あいての秘孔とか突けばいいんじゃね?」

透「白眼ってなんだよ。」

界人「NA・RU・TOだよ!」

透「知らんわ!」

界人「とりあえずやってみようぜ」

透「まぁ、やってみるか」

メガネを外し、戦闘態勢をとる。

界人「ふっふっふ、じゃぁ俺からいくぜ」

界人「うぉおおおおおおお、俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと、轟き叫ぶ!」

界人「ばぁく熱!ゴッドォ、フィンガァァァーッ!」

凄まじい爆炎と共に界人の腕から炎が吹き出す。

界人「・・・熱っっちぃいいいいいいいいい!」

透「・・・」

界人「助けてくれェェ!」

透「こっちくるんじゃねぇ!」

楓「私、マッチョ先生呼んでくる。」

勘太郎「どうした!透」

透「界人の魔法が暴走したみたいだ。腕が燃えてるんだ魔法で何とか消せないか?」

勘太郎「よし、俺に任せろ。追い風!」

勘太郎が口から出した風が、徐々に大きくなり界人の炎を打ち消す。

勘太郎「どうだ、俺の魔法は」

透「やったか・・・」

一時的に消えたが炎はまた新たに噴き出してきた。

透「どうやら、断続的に消す必要があるみたいだな」

勘太郎「おいおい、俺の魔力はもう限界だぜ」

透「だれか水属性の魔法を使える奴はいるか」

男子A「俺は水流操作はできるが水がないことにはどうも・・・」

女子A「私は氷しか作れないわ」

1年は、2年で生徒会になった先輩の影響が大きくほとんどが氷属性と火属性の魔法と偏って閉まっている。

銭形「俺は、状態変化することができるが、氷を水に変えようか?」

彼は、銭形幸一(ぜにがたこういち)皆からは、とっつぁんの愛称で親しまれている。

透「よし、たのむ」

女子Aが創りだした氷を銭形が水に変化させ、男子Aが界人の腕の周りに固定する。

透「くそ、だめだ、この炎は花火みたいに水の中でも燃え続けるみたいだ。」

魔法で創りだされた酸素とガスが出続けるため、水の中でも燃焼を続ける。

楓「先生連れてきたよ。」

マッチョ先生「どうした、むぅこれは・・・」

マッチョ先生「風花、この酸素とガスを拡散できるか?」

風花「あっ、はいっやってみます」

風花が手をかざすと、炎はみるみるうちに小さくなり、消滅した。

勘太郎「いったいどうなったんだ?風が吹いてるわけでもないし・・・」

マッチョ先生「風花の魔法は、気流操作系の魔法だからな、このことについては明日、講義で話そう。」

マッチョ先生「しかし、界人の魔力が尽きるまで、魔法解除されないからな危険なのは変わらない」

マッチョ先生「ここに、過去に邪気眼を習得したものの魔法書がある。これで違う魔法で魔力を消費すれば・・・」

そう言って、マッチョ先生は、辞典なみの分厚い本を開く。

[邪気眼取り扱い説明書]

必殺技

エターナルフォースブリザード:
一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる
相手は死ぬ

サマーサンシャインバースト:
一瞬で太陽を相手の頭上に発生させる
相手も死ぬ

エンパイア・ステート・ビル :
1931年に建てられた高さ443m、102階建てのビル。
相手は死ぬ。

フォン・ド・ヴォー:
肉料理に深いコクと風味を加える。
相手は死ぬ。

ジャッジメント・デイ:
この世を終わらせる。
罪人も罪人でない人もすべて蘇り、生前の行いに従って審判を受ける日。
聖霊は人間を乗っ取り、火のような天使の軍勢が山河を埋め尽くす。
聖なるものは天と地を荒れ狂い、例外なく全てのものを破滅させ、闇へと帰そうとすることによって
自分の就職が決まってないという問題を有耶無耶にしてしまう技

ヘヴンズ・ゲート:
濡れタオルで相手のふくらはぎをひっぱたく

ノッキング・オン・ヘヴンズドア:
就活で面接会場のドアの前まで行きながらノックもせずにその場を立ち去る大技

エターナルダークマンデー:
一瞬にして月曜日にする

マッチョ先生「…ろくな魔法がないなぁ、とりあえずこのエターナルダークマンデーってのを使っとけ」

界人「エターナルダークマンデー!!」

界人が魔法を唱えると不思議と月曜日になった感覚になった。

マッチョ先生「なになに、エターナルダークマンデーとは、世界中のカレンダーや日付表示物を無理やり月曜日に       書き換えて、あたかも世界中の人間に月曜日になったかのように錯覚させる技である。」

マッチョ先生「世界規模の魔法なのか、これはものすごい魔力を使うだろう。」

マッチョ先生「まぁ、魔法は解除されたみたいだし、今日は月曜になったみたいなんで、授業は終わり。」

マッチョ先生「各自、部活やら、帰宅やら自由にしていいぞ、先生はこれから、明日の授業をどうするか職員会議してくる。」

そう言うとマッチョ先生は、めんどくさそうに校舎に戻っていった。

透「さて、生徒会にでも顔を出すかな。」

[生徒会室]

生徒会室のドアを開けると、部長が読書をしていた。

レイ会長「やぁ、透くん君も暇になったのかい?」

レイ会長「残念ながら今日は、2人とも居なくてね、活動は休みなんだ。」

透「そうですか・・・」

ふと、会長が読んでいる本に目が留まる。

透「その漫画、面白いんですか?」

レイ会長「面白いよ、NARUTOって言う漫画なんだけどね。」

界人が言っていたやつか・・・

透「その漫画見せてもらってもいいですか?」

レイ会長「別に構わないよ、もう読み終わったし、いま僕は、違う漫画にはまっていてね。」

レイ会長「とある魔術の禁書目録って言うんだ、これが魔法の勉強になっていいんだ」

透「ありがとうございます。」

[後日、教室にて]

透「白眼!」

勘太郎「一晩で、お前に何があった!」


マッチョ先生「さぁ、ホームルーム始めるぞー。」

勘太郎と昨日、会長から借りた本の話で盛り上がっていると、マッチョ先生がウキウキしながら
教室に入ってきた。

マッチョ先生「あ~、今日の予定は、昨日と同じ魔法演習になったんだが・・・」

マッチョ先生「私は、別の学院に出張することになってな、代わりに別の先生が担当するからよろしくな。」

そういい残すと、マッチョ先生はそそくさと教室を後にした。

透「なぁ、勘太郎。先生はなんであんなに上機嫌だったんだ?」

勘太郎「別の学院に出張っていってたからなぁ。妖怪学院にでもいくんじゃない。」

透「妖怪学院?」

勘太郎「なんでも、妖怪だけ入学することが許されている学院らしいぞ。」

透「妖怪って本当にいたのか。」

勘太郎「ああ、俺も見たことはないんだが、部の3年の先輩たちは知っているそうだ。」

3年の先輩か・・・放課後に会長にでも聞いてみるか。

「ガラガラッ」

どうやらマッチョ先生の代わりの先生が来たみたいだ。

サラサラのロングヘアーに整った顔立ち、クールな瞳を持つのその女性の先生は、トレパン、ジャージ姿で現れた。

女性教師「高等部の魔法演習を担当している、藤堂 由梨(とうどう ゆり)だ。」

男子A「おいっ聞いたかよ今の、高等部担当の教師だってよ。」

女子A「背も高くて綺麗! 憧れるわー。」

女子B「まじっぱねぇ!」

男子B「ジャージ姿がもったいねぇ~」

一瞬、生徒たちにざわめきが起こるが、すぐさま一喝によって静められる。

藤堂「黙れ!うじ虫共。」

藤堂「私は、あの筋肉野郎のように甘くないぞ。」

藤堂「お前らうじ虫共を少しましなうじ虫にするために厳しくするぞ。」






スポンサーサイト

この記事にコメン卜するこの記事にコメン卜する


M E N U

 サイトマップ


 最新記事一覧


 プロフィール


 メンバー


 最新記事


 最新コメント


 最新トラックバック


 月別アーカイブ


 検索フォーム


 RSSリンクの表示


 リンク


 ブロとも申請フォーム


 QRコード


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。